導入インタビュー エルシーブイ株式会社 様
導入インタビュー
エルシーブイ株式会社 様
interview [LCV K.K.]
エルシーブイ株式会社
放送制作部 部長 八幡 聡様
放送制作部 企画広告課 武井 利彦様
長野県諏訪地域を中心にケーブルテレビ、コミュニティFMなどを展開されているエルシーブイ株式会社・放送制作部部長の八幡聡様と、企画広告課 武井利彦様に「EP2210B3-8T10」導入の経緯や実際の運用について伺った。
八幡様
長野県諏訪地域の6市町村と辰野町、塩尻市を合わせて8市町村でケーブルテレビ、コミュニティFM、インターネット、電話回線、そして自治体、企業などのデータセンターといった事業を展開しています。地域柄山間部で電波が届かないエリアも多く、加入率は9割程となっています。地元のインフラを担い、地域の出来事をアーカイブするという役割だと考えています。今回「EP2210B3-8T10」を導入した放送制作部では、ニュース、自社番組の制作から企画広告や企業様のPV作成なども行っています。
武井様
今年は7年に1度の御柱祭が開催されます。それに伴い、お祭りの事前準備の段階から取材や撮影が始まり、お祭りでは9日間計104時間を中継車3台、ENG10クルー体制で記録しまして、25台以上のカメラで4KとHDのデュアル録画を行います。そのためには通常業務で使用しているメディアサーバーの空き容量を確保する為に既存データをバックアップするディスクと、御柱祭の記録映像を確実に保存する為にメディアサーバーとは別の場所に別途保存するディスクが必要となりました。
武井様
以前より4K編集用の編集システムでバイオスのEP106TB3を使用しています。その際のサポートや代替えなどのサービスがとても迅速な対応でした。
八幡様
すでに弊社での導入実績がありましたし、国産であること、RAIDのコントローラーも自社で作られていること、そして全数検査をされていることなどから信頼性がとても高いと考えています。また、様々なインターフェースに対応していることや、容量を選択可能なことなども導入の決め手になったと思います。
武井様
既存データのバックアップ用ディスクはメディアサーバーを管理しているPCに接続することで、ネットワーク上に表示させないようにして運用のミスをなくすようにしています。御柱祭のデータ用ディスクは編集機に接続し、メディアサーバーとのやり取りを可能にしています。どちらもUSB3.0での接続です。
八幡様
昼間は生中継に追われているので、バックアップは夜に一括での作業になります。カメラで使用しているSxSメディアは撮影が終わるとすぐデータをコピーして次の撮影に使わなければなりません。大容量のデータバックアップを日々行っていますが全く問題なく運用しています。信頼性の高さを実感しています。