導入インタビュー 株式会社エヌ・デザイン 様

導入インタビュー
株式会社エヌ・デザイン 様

interview [N-DESIGN]

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大きな規模のデモ機材を迅速にご提供いただけた事と
手厚いサポートやサービスが導入の決め手でした

株式会社エヌ・デザイン

藤田様、川瀬様

テレビドラマ、ゲーム、映画など様々な作品を手掛けている株式会社エヌ・デザイン 取締役・プロデューサー藤田卓也様と、制作部 部長/プロデューサー川瀬基之様にEP112TB3シリーズ導入の経緯や実際の運用について伺った。

エヌ・デザイン様の事業について教えてください

藤田様

会社の設立は2001年になります。その頃はゲームのプリレンダームービーが全盛だったのでそういった仕事もありましたが、その後プロモーションビデオや映画など実写系に参画させて頂くようになり、今では仕事の7〜8割は実写系になっています。それと同時に配信などでフルCGアニメーションなども手掛けています。

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EP112TB3シリーズ導入を検討して頂くにあたり、どのような課題があったのでしょうか。

川瀬様

弊社はCGだけでなくVFXも多く扱っており、それに関連する編集、素材管理を行っていますが、VFXに必要な実写素材は容量が多くなる傾向があります。これまでは、テレビはフルHD、映画も2Kでしたのである程度の容量で収まっていましたが、一昨年からNetflix作品を手がけるようになり、4K以上の解像度の素材を扱うことになりました。当時は32TBのディスクを使っていたのですが、計算上1作品で50TB程度必要になるということで、作業環境に合うディスクを探していました。

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EP112TB3シリーズの導入を決めたポイントは何だったのでしょうか。

藤田様

大きな買い物でしたので、事前に実務を想定したテストを行いたいと考えました。カタログスペックは判断材料の1つではありますが、あくまで数値なので、実際に使用するスタッフが、一番ハードに使う場面を想定しながら、普段使う環境でのテストが必要でした。

川瀬様

例えばThunderbolt 3で実際にどの程度速度が出るのか、また、扱う素材もそのタイミングで4Kになるところでしたので、そういった素材がQuickTimeではどこまでいけるのか、連番ならどうなのか、というレベルでの検証が必要でした。

藤田様

このような条件で、今回のような規模の機材をお貸し出し頂くのは難しい場合もありますが、バイオスさんには快諾して頂き、デモ機材もすぐに届けて頂きました。それにより、十分なテストを行うことができ、導入を決めました。このようなサポートやサービスを提供して頂けたというのが導入の決め手と言って良いと思います。

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導入後のEP112TB3シリーズの印象はいかがでしょうか。

川瀬様

最初に導入したのは96TBモデルです。1作品に50TB程度必要で、納品が完了する前に次の作品の作業が始まってしまう状況になり、その後144TBモデルも追加で導入しました。例えば、VFXの作業中は複数カットを使った1シーン毎に様々なバージョンを作ることになるため、それらに必要な全てのファイルを保存する必要があり、大容量のファイル群を安全に管理しなければなりません。どちらのディスクも導入後は全く問題なく、エラーもなく動いているので非常に助かっています。

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VFX編集室の作業用PCにEP112TB3(96TB)モデルをThunderbolt3接続。容量不足により新たに容量の異なるEP112TB3(144TB)モデルでデイジーチェーンにて追加接続。近年増加する4K編集など大容量編集に活用。

バイオスへの要望はありますでしょうか。

川瀬様

今後、素材の解像度がどんどん大きくなっていくと考えています。そうなった時に、全ての素材を速度の速いSSDに保存していくのはコスト的に難しいので、普段はHDDに保存していて再生したい部分だけをSSDから再生する、というようなコンセプトの製品をリーズナブルな価格で提供して頂けると、多くの映像制作に携わっている人たちが助かるのではないかと思います。

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企業プロフィール

株式会社エヌ・デザイン 様

所在地

〒164-0012 東京都中野区本町5-33-11-1F

主な事業

VFX制作、CGアニメーション制作、3Dモデル制作など

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